活性酸素と病気の関連性について

活性酸素という物質をご存じでしょうか?

最新の医学は、病気の原因の90%に「活性酸素」が関与していることを報告しています。
活性酸素は通常の酸素と比べて他の物質と反応しやすく、酸化度が極めて高い特性(毒性)を持ちます。
鉄が錆びたり飲食物が腐ったりするのも酸化が原因で、人の老化現象も、細胞が少しずつ酸化していくのが原因です。

病原菌による感染症も、悪玉の活性酸素が組織を傷つけることで進行します。
人の身体は60兆の細胞により成り立ち、この細胞一つ一つの中にミトコンドリアが住んでいます。
細胞に取り込まれた酸素と栄養素は、ミトコンドリアの中で酵素によってエネルギーに変換され、その時の副産物として活性酸素が生じます。
この活性酸素は電子の数が足りず、非常に不安定な状態にあって、近くにある細胞から手当たり次第に電子を奪おうとします。
そして活性酸素により電子を奪われた細胞も分子が不安定な状態になり、連鎖反応的に細胞が痛み始めます。
この状態を「フリーラジカル反応」といいます。
分かりやすく言うと、食べ物の一カ所が腐り出すと、あっと言う間に広がって全部が腐ってしまう状態です。
このように活性酸素の毒性はフリーラジカル反応に現れ、人体60兆の細胞も連鎖反応的に酸化されてしまうのです。

現代は運動不足、過労やストレス、紫外線、電磁場障害、重金属の沈着、環境汚染などが当たり前になり、活性酸素が発生しやすい環境になっています。

現代人の病気もかつての感染症や伝染病などから、ガンや脳血管疾患、心臓病、動脈硬化症などの慢性型の生活習慣病に移行してきましたが、活性酸素の増加原因と生活習慣病の増加原因は一致しているという調査があります。

健康人においては、呼吸や食事の時に、1~3%くらいの活性酸素が発生しているといわれています。
現代ではこの量が大幅に増加してきたことが指摘されており、早急な対策が求められます。
この他の凶悪な活性酸素としては、ミネラルイオンと紫外線が反応した「一重項酸素」、脂肪分が酸化した「過酸化脂質」などの悪玉中の大悪玉が挙げられています。

これらの活性酸素に負けないためには、体内の抗酸化物質を増やす食生活をし、活性酸素の発生量を減らす生活への切り替えが必要です。

この抗酸化物質は必須ミネラルと良質なたんぱく質で作られています。
ところが困ったことに飲食物中の必須ミネラルは、ここ半世紀の間にほとんどが3分の1以下に減少してしまいました。
また活性酸素の種類の「一重項酸素」や「過酸化脂質」などは、抗酸化物質が効きません。
つまり今までの食生活や健康に気をつけた生活だけでは、効果的とは言えなくなってきているのです。

では現代人にとって必須の活性酸素対処法はというと「スカベンジャー」と、「活性水素」を積極的に取り入れることです。
「スカベンジャー」とは掃除屋という意味で、βーカロチン、ビタミンE、C、などのビタミン系と、ポリフェノール、カテキン、リコピンなどのフラボノイド系があります。
摂取されたスカベンジャーは、自分の余分な電子を活性酸素に与えて還元無力化し、細胞内のあらゆるところで酸化をくい止めます。
活性水素は食べ物から摂取することがなかなかできないので、確かな水素サプリメント(プロトンとケイ素の恵み)を効果的に使用すると良いでしょう。

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